遊泉寺銅山跡整備事業、着々と進んでおります!
小松市鵜川町にある遊泉寺銅山跡。
徳川時代に発見されたこの銅山は、明治時代になって、竹田明太郎氏(吉田茂元首相の実兄)が本格的に経営に乗り出しました。
最盛期の大正初期には、従業員とその家族5000人が住む巨大な町でした。
1920年に閉山となりますが、その後、明太郎氏はここは拠点に、小松製作所(現在のコマツ)を立ち上げたました。
静かな山間に、確かに残る繁栄とパイオニア精神。
当時の遺構と、生い茂る森林が相まって独特の、澄んだ空気が流れています。